訴える眼差し、何かを企む顔、不条理、光のない目――――。『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』追加キャスト&本ポスター解禁!

©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会
4月15日(火)

第6回新潮ドキュメント賞受賞、福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊)を映画化する『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』より、すでに解禁されている主演の綾野剛、共演の柴咲コウ、亀梨和也らに加え、脇を固める実力派キャスト7名が発表となった。


薮下から酷い体罰を受けたとされる氷室拓翔(三浦綺羅)の診断を担当した大学病院の精神科教授・前村義文役に小澤征悦。週刊誌記者の鳴海三千彦(亀梨和也)の上司で薮下の実名報道を許諾した「週刊春報」の編集長・堂前役に髙嶋政宏。拓翔のクラスメイトで山添純也の母親・山添夏美役に安藤玉恵。前村とともに拓翔の診断を担当した大学病院の精神科医師・箱崎祥子役に美村里江。薮下に処分を下す教育委員会の教育長・藤野公代役に峯村リエ。教頭からの指示で同僚の薮下を監視する戸川役・東野絢香。薮下と律子の民事訴訟を担当する裁判長・橋本役に飯田基祐が名を連ねる。

さらに想像を絶する状況下に置かれた藪下の、言い尽くしようのない複雑な表情をはじめ、訴えかける眼差しや鋭い視線を向ける者、一切の感情が見えない者と、登場人物それぞれの表情が映し出されている本ポスターも解禁。


日本映画界に欠かすことのできない実力派俳優陣の、あまりにも《不穏》な表情の一枚。それだけで極上の演技合戦を予感させ、綾野剛をして「毎シーン呼吸を忘れるほどの魂の揺らぎ」と撮影時を振り返り、三池監督が「この恐怖は本物です」と語る、人間の静かな恐ろしさを描いた本作に期待が高まるポスターとなっている。「なぜ、それを信じますか?」というコピーも、登場人物たちはもちろんのこと、それを目撃する我々の気持ちも波立たせている。

6月27日(金)全国公開

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